模型部の夏休み活動報告
2016.09.05
小学生部活体験教室
模型部は、夏休みに生徒会活動の一貫で行われた、戸山小の児童を招いての体験教室で塗装を経験してもらいました。7月27日水曜日、参加者は、高学年の男子2名、女子1名。模型部員は、高2の桔梗君、金君、高1の田淵君。
部室が手狭なため、合同教室を会場に行いました。
自己紹介を終えると、紙粘土で作られた直径2センチの球(木の実)と木の葉の形のもの、紙パレット、筆、紙コップ、アクリル絵具が用意され、 色塗りが始まります。それぞれ自分の好きな色の絵具をパレットに取り、塗っていきます。男子は実と葉をそれぞれ単色で塗り、女子はカラフルに複数の色を使って塗り上げます。
それだけでは面白くないと考えた模型部員は、模型用の金、銀、銅色のアクリル塗料を紙コップにそれぞれ少量注ぎ、その中に水を流し込みます。水に浮いた箔に実を浸けることで、箔入りの実を作ってもらおうとしたのです。ヘアドライヤーで乾燥し、金属の棒と接着剤を使って実と葉を合体させ、葉にあけた穴にリングを通して、ストラップの完成となりました。
乾燥させる合間に、「ハイスクール国際ジオラマグランプリ」プレ大会のグランプリ作品や個人のジオラマ作品、部室を見学してもらいました。
写真は三人の完成作品です。
試作をしていなかったり、見本がなかったりと、準備不足は否めませんでしたが、3名の小学生には楽しんでもらえたのではないかと思います。
ジオラマグランプリ参加
夏休みも終盤、8月26日から28日にかけて「第5回浜松ジオラマグランプリ」が行われ、高1の田淵麻紘君が参加しました。例年、部として参加している「ハイスクール国際ジオラマグランプリ」とは異なり、こちらは大人の大会で、プロ顔負けの大作の中で、U20(アンダー20歳)賞をいただきました。文化祭でもおなじみの人も多いかと思いますが、田淵君はもともとジオラマを中心に模型制作を行ってきました。これまでの集大成として、中学3年間で作った作品も配置しつつ一つの作品に仕上げました。キットにはないものも多く利用して工夫を重ね今回の作品となりました。できばえはいかがでしょうか。文化祭が終わると、今年いっぱい浜松ジオラマファクトリーで展示されることになっています。その前に、ぜひ文化祭の模型部のブースでご覧ください。